住宅ローンの基礎知識

住宅ローンに潜む3大リスク




  1.収入減少のリスク                         


   日本の景気は少しずつ回復の兆しが見えてきたと言われますが、まだまだそれを
   普段の生活で実感することは難しいですね。
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   将来的に給与は上がる可能性があるかもしれませんが、下がる可能性もあるの
   で、その時どうするのか前もって考えておかなければいけません。
   まだ当面は、リストラ合い失業したり、給与が下がる危険性も考えられます。 


   そんな時に住宅ローンを抱えている人はどうなるのでしょう?


   無理な返済でローンを組んでいると、支払うことができなくなる可能性もありま
   すので、住宅ローンを組む時は、必ず少しでも貯金ができる余裕を残すこと
   大切です。
   特に景気に左右されやすいボーナス併用支払いで住宅ローンを組む場合は注意が
   必要です。


   もし、毎月の返済が厳しくなったら、緊急措置としてキャッシングや消費者金融
   などから借りるのではなく、延滞や滞納をする前に住宅ローンを返済している
   金融機関に必ず相談に行ってください!


   貸している以上、金融機関は相談にのる義務があり、あなたが今できる範囲内での
   最善策を講じてくれるはずです。




  2.金利変動のリスク                           


   「金利は生き物」とよく言われます。
   金利は景気の影響を受け、好景気なら上昇し、不景気なら金利は下降します。


   住宅ローンを変動金利で組むと、金利が上昇すると返済額は上昇します。
   また固定金利で住宅ローンを組むと、金利が下降するとその恩恵は受けることができません。


   今は超低金利ですが、それゆえに金利が跳ね上がった時の怖さは計り知れません。
   たとえ景気が良くなり、金利は上がっても、給与は上がるとは限らないからです。


   今後の金利の動向は誰も予測することはできませんが、経済動向や金利のニュースに敏感に
   なり、少しでも上昇の兆しが見えたら、早めに手を打つことが大切です。 




  3.不動産価格下落のリスク                        


   転勤や家を買い替えるなどの理由により、住宅ローンを支払い途中の現在の家を手放さなけ
   ればいけない時、売却のリスクが発生することがあります。


   具体的には、不動産価格の下落により、住宅ローンの残債よりも低い金額でしか家が売れない
   場合です。


   不動産価格が下がっても、ローンは下がりませんので、いくら売却したい物件が半額になろう
   が、ローンの残金は半額になりません。


   このような場合は、売却価格を住宅ローンの残債の返済に充て、足りない分は自己資金から
   出さなければいなくなります。住宅ローンを完済しなければ抵当権を抹消できず、家が売れ
   ないからです。


   家を買い替えるのであれば、足りない残債分+新築の家を融資してもらう「買い替えローン」
   を利用することも可能です。しかし、いずれにしてもローンとして自分が払っていかなくては
   いけませんので、負担が増えることには変わりありません。


   不動産価格が下落している今は、このようなリスクも十分に考えておく必要があります。




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