住宅ローンの種類

財形住宅融資を知っておく


財形住宅融資は、勤務先を通じ、財形貯蓄をしている場合に利用できます。


財形貯蓄とは、勤務者の毎月の給与やボーナスから天引きしてお金を積み立てる制度で、
「一般財形貯蓄」「財形住宅貯蓄(注1)」「財形年金貯蓄」の3種類があります。


財形住宅融資はそのいずれかを1年以上継続し、50万円以上の残高がある場合に利用でき、
その中の「財形住宅貯蓄」を利用することで、住宅購入の際に以下の特典が受けられます。


その特典とは、
 1. 元本550万円までの利息が非課税(財形年金貯蓄との合計額が550万円まで)
 2. 多くの会社で、利子補給を行っている
                                        


財形住宅融資の金利タイプは5年固定金利型のみで、5年ごとに金利の見直しを行います。
民間のローンやフラット35との併用も可能です。


返済期間は10年から35年で、借入限度額は最高4000万円(財形貯蓄残高の10倍まで)
購入物件にも床面積などの一定の条件はありますが、それほど厳しいものではありません。
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<メリット>
  ・融資手数料が無料
  ・抵当権設定登記の登録免許税が無料
  ・一般の5年固定型金利より優遇された金利が適用される
  ・申し込み時点の金利を適用


<デメリット>
  ・建物に一定の融資条件あり
  ・勤務先によって制度が利用できない場合がある
  ・財形住宅融資の返済期間中に転職した場合、新勤務先で財形住宅融資の
   制度がなければ、財形住宅融資の継続ができない



(注1)財形住宅貯蓄は、
   住宅取得の目的のための積み立てで、元本550万円までは非課税扱い
   (財形年金と合わせた合計が550万円)ですが、住宅取得の目的以外で
   払い出しをすると過去5年間に非課税だった利息は課税扱い(税率20%)
   になり、追徴されます。


   将来、家を購入したいと考えている人は、メリットが多い貯蓄ですし、給与
   天引きのため貯蓄がしやすいので、勤務先で財形貯蓄を取扱っている場合は
   ぜひ利用したいものです。



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