住宅に関する生の体験談  マンション大規模修繕体験談

初めての大修繕を終えて

マンション工事業者.jpgのサムネイル画像


 九月から始まったマンションの修繕工事。
11月30日で完了・・・という予定でしたが、
結果的には12月第一週目の週末に完了というカタチで終わりました。


 最初と最後の足場設置、解体作業に遅れが出たものの、
その他の作業としてはほぼ当初の予定通りに進んでいった工事。


 大きな台風にも見舞われず、天候にもまずまず恵まれてよかったと思います。


 完了が予定よりも遅れたのは、最後の手直しが何箇所かあったため。
住民に対する最終アンケートで「仕上がりに不満な点はないか?」と言う質問に対して、
あれやこれやと意見が出ていたようです。


 実は私も階段の仕上がり具合が気になって、どうなんでしょう?って意見を出しました。
修繕と言うのは前よりもキレイになるのが当然だと思っているので、
前のほうが良かったでは困りますから。


 私が指摘した階段の不具合はキチンと直してもらえていました。
他の方がどんな意見を出されたのか知らないので、
アンケートがどこまで反映されたかどうかまでは分かりませんが・・・


前と変わったところ・・・


 ベランダや階段は以前はコンクリートの打ちっぱなしだったんですけど、今は塩ビのシートが敷かれています。
そのせいか以前は気にならなかったちょっとした汚れとか、小さいごみとかが結構目立つようになりました。

 
 シートには凹凸があって、箒で掃除がしにくくて。
今更なんですけど、シートを選ぶ選択肢に掃除しやすい材質の物も入れてもらえてたら良かったのにな、
なんて思ったりもします。


今回分は終わったけれど・・・


 建物の改修工事も終わり、一安心と思いたいところですが、この改修工事今回で終わりじゃないんです。
今回は経過年数が12年で一回目、次は12年後の経過年数が24年目の時、その次はその6年後で
経過年数が30年目の時と、先々の予定までもうすでに決まっています。


 大修繕にかかるお金は毎月支払う『修繕積立金』で賄われています。
だから次も、その次もその修繕積立金で賄えば何とかなるでしょ?って思いたいところですが、
そうは行かないみたいです。


 配布された修繕積立金の収支予測現況を見ると、15年目、20年目にも何か設備に関する修繕があるみたい。
その先まで見ると25年目にも。他の年と違って一桁違う支出予算が計上されています。


マンション説明会.jpg


 お恥ずかしながら今回の修繕は、
自分がマンション役員に当たっていたから関心を持てていたものの、
そうでなければ無関心だったと思います。


 だからこの先の修繕についても考えたこともなかったし、配布された表を見てもピンと来ません。
配布された時に金額の説明とかしてもらえたはずなのに、
「今年さえ無事に終われば・・・」なんて思って上の空だったみたいで、なにも覚えちゃいない。


お金が足りなくなる・・・


 こんな私がちゃんと分かっているのは、今までと同じ修繕積立金を積み立てていたら
次の修繕費用は間違いなく不足すること、次の次なんて全然足りなくなるということ、
消費税が上がればその分マイナスも増えることぐらい。


 今のままじゃだめだという事は理解しています。


 うちのマンションの場合、住宅ローンとは別に毎月自動的に引き落とさた分から
「一般会計」と「修繕積立金」として積み立てられています。


 一般会計と言うのは管理会社に支払う分のお金で、
そこの残高から足りなくなるであろう修繕積立金に資金移動をしたらどうか?という案が出されて
10年ごとに資金移動をすることが決まりました。


頭痛.jpg


 それをしても、今までどおりの修繕積立金の額では
24年目の修繕工事の時には一千万を超える赤字が出てしまう。
 そこで月々の修繕積立金を値上げしていくという事になりました。


値上げはキツイ・・・


 我が家の場合、今は毎月6,600円だったのが来春から9,900円に。
その5年後には11,100円になっていきます。
 倍額とはいきませんけど、結構な増額です。


おかねない.jpg


 5年後、二人の子供たちはまだ高校生で、
ここから出費のピークがやってくるって時です。
 キツイなぁ。


 旦那さんの給料が減らないことを祈るばかりです。
もちろん私ももっとしっかり働かないといけないと思いますが・・・


 そんな風に値上げしても、30年目の修繕時にはやっぱり赤字に。切ないですねぇ。
都心とは程遠い、片田舎に建つ30年経ったマンションに、どれくらいの資産価値が付くんでしょうか?


 その工事を迎える頃には私も60歳。住めればいいって感覚になってそうな気がします。
必要最低限の工事だけしてもらったら、予算内で収まったりしないのかな?とか、
とにかく余計なお金をかけずにやっていけたらいいと思うんですけど・・・


 マンションを買う時には修繕積立金が途中で上がるなんて思いもしませんでした。
最初からもっと高額な修繕積立金を取られていたら値上がりすることなく、
同額でずーっと行けたかもしれません。負担は大きかったでしょうけどね。


 やっぱり途中で値上がりするっていうのは、
必要とはいえなんとなく気分的に宜しくないですよね。


一戸建ての場合・・・


 一戸建てだったら修繕費の積立金とかないんだよねって、戸建て派の友人に話したら
「でも全部自己責任だよ」って答えが返ってきました。


 マンションの場合、共用部での工事が必要になった場合は修繕積立金から支払われます。
管理人さんがいるので、家の手入れらしいことをしなくてもいい状態で何年も過ごしてきました。


ガーデニング.jpg


 でも一戸建てだと草取りから日曜大工まで全部自分。
好きな人にはいいだろうけど、苦手な人には苦痛だよって友人は言ってました。


 住宅ローンは強制的に徴収されるけど、
家のメンテナンス用のお金の用意は出来たり、出来てなかったりだから、
いざなんか修理って言う時にお金がないってこともありうると。


 ちなみに友人はそこの部分の予算は取ってないらしく、なんかあったらホントに困るって言ってました。


 そう聞くと、マンションも戸建てもどっちもどっちかな?って気になってきました。


備えあれば憂いなし


 ネットで調べてみたら戸建て住宅のメンテナンス料、
最低限の事しかしなくても、30年で400万から700万もかかるそうです。


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 このほかにも内装のメンテナンスまで考えたら・・・
一度に捻出しようと思ったら結構かかります。
 戸建ての場合も毎月コツコツと貯めていくのが大事だということでしょうか?


 大掛かりな修繕工事も無事終わり、家の外回りはきれいになりました。
が、家の中は時間の経過とともにくたびれた感じに。


 リフォームとまで大掛かりなことはまだ考えてませんが、
手を入れてやらないといけない時期が来ても困らないように、
お金の準備だけはちゃんとしておきたいと思います。


 新しくもう一軒買う余裕なんてないので、
愛情をもって我が家を大事にしていきたいと思います。


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