住宅ローンの審査基準

住宅ローンの審査基準とは?  思った以上に厳しい現実


住宅ローンの審査は、「あなたが必ず返してくれる人か?」をさまざまな角度から調べます。


民間の金融機関の審査基準はその審査基準が異なり、明確にされておらず、大まかな審査基準
しかわかりません。
また、審査に落ちても、その理由を教えてくれないのが現状です。

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そのため、自分が審査に通るのか、とても不安なところですが、、主とされる審査基準を理解し、
問題がある場合は、しっかりその対策を講じて臨むことが重要となります。



   審査基準は、「人的審査」と「物件審査」があります。



民間融資は「人」に、公的融資は「物件」に比重が置かれています。
言い換えると、民間ローンは「本人」には厳しく、「物件」には柔軟
       公的ローンは「物件」には厳しく、「本人」には柔軟 と言えるでしょう。


民間融資と公的融資、またフラット35で審査の基準が違ってきます。
ここでは、一般的な民間の金融機関の主とされる審査基準を解説したいと思います。




「人的審査」とは?


 人的審査とは、融資を申し込む本人に対する審査です。


<主な審査項目>
 1.年齢
   申し込み時の年齢が満20歳以上満65歳以下
   完済時の年齢が満80歳以下
  

 2.年収
   継続的に安定した収入があるか。
   最低年収は、税込200万円から400万円以上が目安です。


 3.返済負担比率
   返済負担率とは、年収に占める住宅ローンの年間返済額の割合です。

     返済負担率(%) = (年間の住宅ローン返済額 ÷ 年収) × 100


   *マイカーローンやカードローンなど、他のローンがある場合、「年間の住宅ローンの返済額」に
    プラスして計算しますので、返済負担率が高くなるので注意。


 4.勤務先
   勤務先会社の規模や経営状況まで審査対象。
   場合によっては、3年間分の決算書類が必要になることもあります。 
   業種も安定業種か不安定業種か審査の対象。
 

 5.勤務年数
   原則は3年以上ですが、ヘッドハンテングやキャリアアップで条件が良くなった場合は
   考慮されることもあります。


 6.雇用形態
   正社員か派遣か契約社員か?
   給与制か、歩合制か?
   勤めていても、源泉徴収票が出ない場合は自営業とみなされる場合があります。


 7.資産状況
   不動産、現金、預金など、頭金や諸費用にあてる自己資金がどのくらいあるのか?


 8.個人信用情報
   クレジット・消費者金融でのキャッシング、カードローン、マイカーローンなど他の借入れと
   返済状況がどうなっているのか?
   

 9.健康状態
   団体信用生命保険への加入が融資条件になる場合が多いので)、加入審査があります「。
   申し込み時より3年以内の入院がある場合や、通院中の場合は加入できないことも。




「物件審査」とは?


 物件審査とは、購入する物件に対する審査です。
 土地と建物を総合的審査します。


 融資が決定すると、対象の物件に対して、「抵当権」が設定されます。
 これは万が一、本人が住宅ローンの返済が不能となった時に抵当権が実行され、
 対象の物件を処分し、資金を回収を図るというものです。
 このような時に物件がいくらで売れるのか査定します。


 *みなさんが、住宅を「人生最大の買い物」と考えているように、審査する側も同じくらいの
  気持ちで貸すことをわすれないように。
  貸す側も返済されなければ、死活問題なのですから。




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