住宅ローンの返済

返済方法は2つ 元利均等返済か?元金均等返済か?


住宅ローンの返済方法には、元金分の返済の仕方によって「元利均等返済」「元金均等返済」

2つがあります。


住宅ローンの毎月の返済額は、「元金部分」と「利息部分」の合計額になっており、返済方法し
だいで支払利息を少なくすることも可能ですが、それぞれメリットとデメリットがありますので、
2つの特徴をよく理解してどちらを選択した方が自分にとって良いのか検討してみてください。


また、金融機関によっては、「元金均等返済」は、扱っていないところもありますので、事前に
確認してください。


元利均等返済


「元利均等返済」とは、元金分と利息分を合わせた返済額が毎月一定になるようにしたタイプで、

もっとも一般的な返済方法です。


最初の返済額のほとんどが利息の返済にあてられるため、元金の減るペースが遅いですが、返済を
重ねるごとに利息部分が減少し、元金部分が増えていきます。


これは、借り入れ残高に対して月利(金利÷12ヶ月)をかけて利息を計算し、毎月返済額から
その利息を引いて元本金額を計算する方法のためです。


元利均等返済は毎月の返済額が一定なので、資金計画を立てやすいというメリットがあります。
多くの金融機関では、この元利均等返済を採用している場合が多いです。



元利均等返済2.jpg



<メリット>
 ・毎月の返済額が一定のため、返済計画が立てやすい   
 ・元金均等返済にくらべ、当初の返済負担が少ない
 ・返済負担が少ない分、多くの金額が借り入れできる
 



<デメリット>

・元金均等返済にくらべ、総返済額が大きくなる      






元金均等返済



「元金均等返済」とは、毎月の元金分の返済が一定額で、これに利息分を合わせて返済していく

方法です。


一定額の元金を毎回返済していきますので、元金が確実に減っていき、それに合わせて利息も
減るので、返済額が毎回減少していきます。


当初は返済額が多く大変ですが元金の減りが早いため、元利均等返済にくらべて支払う利息が
少なくてすむ
メリットがあります。


しかし、返済当初の返済額が大きいため、一定の収入がなければ必要額を借り入れることが
できない場合もあります。


金融機関にとっては支払い利息額が多い元利均等返済で借りてもらった方が得ですので、金融
機関によっては、初めから元金均等返済を取扱っていないところもありますので注意してくだ
さい。


元利均等返済.jpg



<メリット>
 ・元利均等返済にくらべ、総返済額が少なくてすむ   
 ・毎月の返済額は返済が進むにつれ少なくなる



<デメリット>
 ・当初の返済額の負担が多い             

     




元利均等返済か?元金均等返済か?選ぶポイント



住宅ローンは大きな負担となる借金ですので、なるべく早く返してしまいものですね。


総支払利息では、元金均等返済の方が少なくてすみ、同じ金額を借りるなら支払う利息は誰だって
少ない方がいいにきまってます。


そのため、「少し無理してでも・・・」という気持ちから元金均等返済を選んでしまうと、当初の
返済額の負担に耐えかねてしまう場合もありますし、返済当初は引越し費用など思った以上に何か
と出費がかさむので注意が必要です。



「元利均等返済」をおすすめする人
・当初の費用負担が少ない方がいいという人。


「元金均等返済」をおすすめする人
・収入面に余裕があって支払い利息を抑えたい人

・早く返済を終わらせたい人



*元利均等返済でも繰り上げ返済の利用で同じような効果を得ることも可能ですので、毎月の返済額や、
 今後のライフプランに合わせて無理なく、総合的に判断するようにしましょう。




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