住宅ローンの金利

よくあるキャンペーン優遇金利はお得なのか?


低金利が続いている中で、各金融機関は住宅ローンの利用者を拡大するために、通常の金利よりも
低くした「金利優遇キャンペーン実施中!店頭金利からO%優遇!」といった「金利優遇キャンペーン」
をよく行っています。


「金利優遇キャンペーン」とは、期間限定で店頭金利(各金融機関が独自に設定している住宅ローンの
基準となる金利)から、O%優遇した金利が適用されるもので、住宅ローンを組む時にキャンペーン期間
とのタイミングが合えば、通常より低金利で借りられることが可能です。


またキャンペーン金利の優遇には、「当初期間優遇型」「通期優遇型」の2種類がありますので、
違いをよく知っておいてください。

住宅ローンフラット.jpg



 「当初期間優遇型」
  もっとも多い優遇タイプです。
  借入当初の2年から10年間に限って金利が優遇されます。
  借り入れ当初の金利の割引率が高いのですが、期間が限定されており、
  その期間終了後の金利の割引率は低くなります。
  「通期適用型」より金利はさらに優遇されています。


 「通期優遇型」
  全返済期間ずっと金利が優遇されます。
  「当初期間優遇型」より金利は低いのですが、長く割引を受けられますし
  将来金利の変動があっても一律に優遇を受けることができますので有利と
  言えます。


*「当初期間優遇型」と「通期優遇型」のどちらがお得かは、その固定期間や
 返済期間、割引率、借り換えなどを考えるかによって異りますし、金融機関
 によっては金利優遇期間中は、他の金利タイプに変更できないこともありま
 すので注意してください。




利用には条件がある


金利優遇キャンペーンの適用を受けるには、いくつか条件を満たさなければ利用できません。


一般的に下記の条件などを満たす必要があるので事前に確認するようにしてください。



 1. 給与振込み口座をその金融機関に指定する                    
 2. 公共料金(電気・ガス・水道・電話など)の振り替え先として数項目以上指定する  
 3. その金融機関で取扱っているクレジットカードを申し込む       ・・・など 



金利優遇キャンペーンは、住宅ローンの適用金利を割り引くことですから、借りる側からすれば、
少しでも金利が安いところで借りたいので、とても魅力的に思われます。


でも注意しなければいけないのが、よく「店頭金利から、O%優遇!」とその優遇幅をアピール
していますが、最終的な「適用金利」を見なければいけないということです。


適用金利は、「店頭金利ー優遇金利=適用金利」で決まりますので、店頭金利がもともと高ければ、
優遇金利が高くても、それほどお得な話ではないということもありますので、必ず「適用金利」で
見極めるようにしてください。




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